第43回 タマゴン様
そうだっ どんどん着物を着よう! と思ったのは2008年2月2日
友達(当時25さい)に京都で結婚式をあげるから来てほしいと言われて、開頭手術(2008年1月29日)した妹のお見舞いにも行きたいし、アタシは結婚式に参列したあと、妹のお見舞いに行き、母のところへ向かうという計画を立てたんです。
当時は自分で着物を着られないから、始発で予約していた美容院に向かい、着付けと髪を結ってもらい、新幹線で京都へ。そのあと大阪の妹の病室へ。着物でお見舞いなんて珍しいよね。同室の患者さんがアタシの周りを囲んで
「うわー 華やかやわ 元気になった気がするでぇ」
と妹も
「お姉ちゃんキレイ(着物が)やわ」
と喜んでくれて、着物姿がこんなにもハッピーな気持ちを分け与えることが出来るんやー。これからどんどん着物着よっ。そう決心したわけです
そやっ!お嫁入りのときに持ってきた着物がいっぱいある。アタシの時代は、嫁入り道具をトラックに積んで、紅白のリボンをかけて、荷目録と共に新居まで運んだんです。桐箪笥の中には、黒留 喪服冬と夏用 付け下げ 振袖 小紋 単衣 黒絵羽 色無地 道行 雨コート ウールアンサンブル 浴衣 などなど、長い間眠っていた着物達… ごめんねー さぁ着ようと思い、箪笥から出してきた!
うん? 裄が短いしぃ… なんやねん 真っ赤な八掛… そしてシミだらけの胴裏… ぎょえー!!!
呉服屋さんに持って行ったら
「いい生地ですね。これは、このまま置いておき、新しく作られたらいかがですか?」
と・・・
OL時代に、呉服屋さんがいっぱい反物担いで自宅にきやはって、母と一緒に毎月楽しみに作った着物達。ほかすわけにはいかへん。そこでバイオさまとネットふらふらしてて見つけたのが「きものおたすけくらぶ」。
すぐに電話しました。
ちょうど勉強会が始まるときで、第1回に参加。着物友達も出来て楽しいですぅ
お嫁入りの時に持ってきた黒絵羽織や雨コートや鬼しぼ縮緬の着物達が元気によみがえり、おたすけくらぶさんに命を吹き込まれました。
これからも色々と相談にのってください。
よろしくおねがいします。
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