第46回 ひろ子様

時の流れはホントに速く、生活様式もアッと言う間に変わってしまうものですね。私の子供の頃は家の造りも洋間がある家はとてもモダンで少なく、普通は畳の和室で着物姿の人も多く母も着物を着ていました。

そんな時代でしたので、結婚する時は程々の着物を持たせてくれたのですが、何かと目先の雑用に追われて過していたので、長い間、和ダンスにしまってありました。長女が結婚することになり、それは喜ばしかったのですが、先方のお母様は関西で着物のプロでいらっしゃいました。娘は、お仲間から「殿」と呼ばれ、家庭教育、躾が、どうみても不足気味。母親の私は、娘への多少の不服を親の誠意でカバーしたいと願いました。そこで、和箪笥を開き留袖、振袖、襦袢等を確かめ、呉服店を見て歩き、まあ精一杯買い整えました。

娘の結婚も一区切りつく頃には、両親の介護も区切りがつき、母の着物が狭い我が家にドッと来た頃に私は靴より草履で歩く方が楽になっていました。娘の結婚で着物環境が整ってしまい着物好きになっていました。着付け教室をきっかけに、着物好きのお知り合いも増えて着物を装う楽しみを味わってます。

世の中は、いつの間にか、洋風文化になっていますが、着物を知れば知るほど、その奥は深いと知り、この着物文化を誇りに思い、その貴重さを認識すべきだと思っています。私の数度の海外赴任の経験で解った事ですが世界には歴史の浅い国、歴史の貧弱な国、文化と呼べるものが無いに等しい国って多くあるのです。ヨーロッパが何故、日本に一目おくかというと、それは重厚な文化があるからと読んだ事があります。おたすけさんは我が日本国を担って、その貴重な着物文化の継承をなさっているのだと日々感謝しています。

みなさん、着物を沢山着て後世に着物文化を伝えましょう。

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