第56回 WM様
私の記憶で着物といえば、祖母の着物好きが一番に思い浮かびます。着物以外にも洋服も靴も大好きな祖母が、それは大事にしていたのが祖父からプレゼントされた着物たちでした。
月日は経ち、大学生の頃にはもう着物は実家の桐箪笥の中にしまわれたままでした。
東京でアンティーク着物の会を主催する女性に出会い、ひさびさにその方の着物に袖を通させていただき、「何故だかあぁ懐かしい」と思いました。
そこから着物の収集が始まり、着付けを習い、いざ着よう!となった時、頂き物や既成のもののサイズ直しや、お手入れなどどうしたものか、と悩みました。
実家から持ち帰った大事な着物・大切な方から譲り受けた着物、どれも大切な宝物なのできちんとお手入れしてくれるところに、頼みたいと。
そこで、着物の先輩からご紹介いただいた、きものおたすけくらぶさんを思い出しました。
すぐに富田さんに連絡を入れると、まずは工場に来てみたら?と優しい言葉をかけていただき、早速見学へ。そこでは、素人の私がみても、とても手の込んだ素晴らしい仕事の数々、明るく活気のある縫製部の皆さん。
その場で、絶対ここに頼みたいと決めてすぐさま、お直し、洗い、ガード加工を頼みました。
数週間後!帰って来た着物はピカピカでサイズもぴったり、着付けもすごく楽になりここにしてよかったと今でも思っています。
でも!私のナンバーワンはガード加工です。
大事な大事な着物を内からも外からも汚すことなく、通気性も元のままで着れる私の着物安心保険です。
一度試すと、うれしい悲鳴でやめることができません!
これからもよろしくお願い致します。
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